2018-25  8月22日 那珂川水明沢、運命のハチ

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出掛けに忘れ物をして戻り少しタイムロス、歳だなァと
思いつつもそのままだったら事故に遭ったのかも。

それを回避してくれた忘れ物、だったのかも。
なんて、めでたい爺さんだよねェまったく。



今日は先月に来た水明沢である、釣れても釣れなくっても水が
綺麗で大好きなこの那須の渓流。

蜂が飛んできた、オレンジ色が綺麗な2cm位の丸いやつ。
左胸に止まったのでパン!と叩き落した。

イワナを探して静かに足を進める、チク!!痛い。へその上の
ベストをずらすと蜂が居た。
たたき落とした蜂がベストの内側で、ヘソの上で刺しやがった。

青い美しい流れのなかで青ざめたに違いない。


 

2年前の事、庭で草刈をしていた時に蜂に足を刺された、蜂
を払った手も差されてしまった。

足はやけどのよう、右手はぷっくりと腫れあがってしまった。

病院ではアレルギーの血液監査が実施され、結果はアナフィ
ラキシ-反応要注意の危険人物判定。

よってエピペンなる自己注射器を渡された、1年間¥5.000成。

今度刺されれたらその場でエピペンを太ももに、危険状態を
20分くらい遅らせるのだという。
その間に救急車。

 

昨年11月にエピペン更新だったが「蜂なんぞに何度も刺さ
れてたまるか」とばかり更新の申請せず。

何事もなく夏が過ぎようかとした、その時運命の蜂。

傷むのだ、次にめまいが来るか呼吸が苦しくなるのか恐怖
が蒼い淵から湧き上がる。
ヘソが「痛いよー」。

急いで引きあげるか、いや車まで40分では無駄なあがき。
「ヘソがかゆいよー」




軽くめまいかふらついた、浮石が動いたのだから。

お、イワナが居た、岩に隠れながら静かにフワリとてんから
りん。
イワナが飛びついた、っが外れたスレたイワナが隠れたぞ。

イワナは元気だ、こちらも元気に追いかけるのだ、釣れなく
っても楽しいじゃないか。

刺されてから30分が流れて、エピペンも流れて消えていた。





残念だったのは水中撮影で生き生きと泳ぐ、岩魚の姿を
納めるつもりの淵に居なかった事。

幾つもの足跡が残っている、ここには深いエグレがある
から多分隠れているのだろう。

居なくなったと思っても、翌年には復活するのだから。

  
初タマゴ茸、オリーブホイル焼きで頂きました




釣るばかりでない渓流の愉しみを模索したいと思う、爺さん
釣り師のこの頃なんであります。

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