2015--3  3月31日 急遽の小渓流

この日は予定は無かった、しかし朝からふんわり温かくって
「行ってまえの8:30、ププー」なのでした。

歩き始めたのが11:45とは、のんびりなイワナ釣りである。
前回の草々の尺岩魚に余裕のこんころもち、なんでしょうな
ァ。

今日もあったか〜♪いん
.
ここは何度も来ている岩魚の沢、沢と言うよりも小渓と言った
方が雰囲気だ。幾つも滝があって滑があって尺岩魚も居て。

しかしひどく減水している、しばらく雨が無かったので予想は
していたのだが。

1時間経過しても釣れてない、そんな時変哲ない流れに大物
が居た。しかしこちらを察知して隠れるところだったのだ。
...
 
淋しい

こんな場合は何もせず時間をおいて帰りに狙うのがよかろう、
警戒が解けなければ駄目だから。

更に1時間が流れ去った、居るには居るが隠れてしまう、或は
毛鉤を嫌う。あまりの減水は厳しい。
何時も岩魚が居る浅いが広いプールに出た、対岸の藪側から
忍び足で・・・居た。

暫く泳ぎを観察すると竿の届く所まで回遊する。.


 
25cm以上だから岩魚さん

振り込みは今日は失敗しているから立木の間から提灯仕
掛けでポトリ、カポッ!、やった、26cm。

岩魚は人が来る方向を解っている、だから用心しても走ら
れるのだ。
可能な限り人が歩かない方向から接近するのが良いと思
っている。


こんなに細くなって

その先のポイントではいいサイズが食い損なって隠れて
しまった、自然の虫と糸の付いた物との違いを察するの
でしょうね。しばらく待っても出てこなかった。

その先は急に流れが細くなって諦めた、戻ってあの大物
ポイントへ再度の挑戦に。

その場所は対岸が壁で同じ方向からしか接近できない、
遠目から伺うが大物は見えない。


チビだが、この背景に大物が

少しずつ接近、もすこし接近、隠れたままだ。
その用心深さがこんな場所での大物なのだろう、更に接近
2m仕掛けで振り込む。

・・・来た、15cm。
その時、別のイワナが走った、予想以上に深いエグレがあっ
て何匹かの住居になっているのだ。
次に来るまで居ておくれと、切なく願うおじさんでした。

 
愛車が待ってます

未知の小沢で8匹だったり尺岩魚だったり、そして今回は
なじみの渓で2匹で終わったり。
予想外の事が起こるのが釣りの楽しい所なのだ、だから
止められないのだね。

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